浪人スタート!不安を解消して現役の自分とおさらばする方法
2024/05/12
大学生でも高校生でもない、浪人生。
宙ぶらりんな浪人生。
浪人したからと言って、必ず合格するか分からない浪人生。
要するに、とっても不安な浪人生!
鈴ペン、浪人生活、日々不安だらけでした。情緒不安定になって廊下で突然泣き出したりと、はたから見ても「大丈夫かこいつ頭おかしいんじゃねえか」と思われ、あだ名がラリぱっぱになるくらい情緒不安定な日々を過ごしていました。
でも、不安不安と言っていても、何も始まりません。
今回は、質問でもリクエストが多かった、どのようにして鈴ペンが不安を解消し、そしてそれを糧に変えてきたかを紹介します。
というのも、不安というのは、受験生にとって最大の敵だからです。
受験失敗の原因の一つ、不安になりすぎてモチベーションが下がり、勉強しなくなった、という最悪の事態を何が何でも阻止しましょう!!
これから浪人スタートのみなさんも、模試で大こけして不安になっちゃった皆さんも、不安になったら是非立ち戻って見ていただきたい、そんな内容となっております。
今回『不安解消自己分析シート』を用意しましたので、是非こちらを記事と併せて活用してみて下さい(無料!)!
なぜ不安なのか
まず、なぜ不安なのか整理してみましょう。
参考に、実際に鈴ペンに寄せられた相談で多かったものをまとめてみました。
- 現役時代、あんなに一生懸命やったのに成績があんまり伸びなかったので、今年1年やっても成績が上がるか不安
- 1年がんばっても受かるかどうかわかんない。落ちたら路頭に迷うのでは。。。
- このコース(予備校)or やり方(宅浪)で、本当に合格レベルまで行けるのか。
- 模試で併願先もE判定です。間に合うのでしょうか。。。
鈴ペンに寄せられた悩みの多くが、上記4点の内容でした。また、鈴ペンが浪人生時代に抱えてきた悩みもまさにこの4点に集約されています。
特に浪人生は一度失敗している分、自分が信用できなくなっている不安、そして、そんな中自分がどうしていいかわからず不安になる。そのため、先が見えず更に不安に陥る。
浪人生の不安要因はこの、
①自分の勉強法への自信のなさ、
②やり方がわからない、
③結果未来が見えなくて不安だ、
という場合がほとんどです。
では、これらの不安を解消するためにはどうすればよいのでしょうか。
それは、『失敗した自分と向き合うこと』です。
どうやって解消するのか うまくいかない現状と向き合う
①失敗を徹底的に自己分析する
浪人したらやってほしいこと。それは、『失敗した自分と向き合うこと』です。
これが浪人生活の中で最も重要なことといっても過言ではありません。
また、浪人スタート時に限らず、スランプに陥った時、模試の判定が悪かった時などは是非自分と向き合う癖をつけてください。
なんだ当たり前じゃん、と思う人もいるかもしれませんが、いざやろうと思うと、実は相当勇気がいります。
実際鈴ペンはとっても怖かったです。
ダメな自分と向き合うのはなかなか勇気がいるものです。
でも、浪人したのはそのやり方がダメだったから。
今年も同じやり方でやっていったら、また同じことの繰り返しになってしまいます。
浪人生活、自分のプライドをすてきれず、自分のやり方に固執していても結果は出ません。
学力をつける上で自分にとって必要なことを、客観的に失敗した原因を分析し、そこから改善点を洗い出すことで精査しましょう。
②自己分析の方法
では早速自己分析してみましょう。
分析は大きく2つに分けて分析します。
①各科目で分析
②計画の立て方など含めた、勉強の進め方全体に関する分析
今回鈴ペンは、多くの方から寄せられた感想をもとに、まずこの①、②を記入しやすいシートを作成してみましたので、よければこちらを使ってみてください。
おうちにプリンタがない方は、スマホやPCから文書を登録できる、コンビニ印刷のネットワークプリントで印刷できます。
※下記リンクをクリックして、PDFをダウンロードしてください(お金かかったりしないので安心してください)。
4月のカレンダー(おまけ:計画立てるの苦手な人へ!)
ここで、失敗を分析する上でのポイントをいくつかまとめておきましょう。
ポイント
①どのように勉強してきたか、とにかく事実を羅列する。良し悪しの判断はそのあと!:事実の把握のため
②着地点を、自分が『理解する』にはどうするべきだったか、で改善点を探す。合格者がやっていたから、等という着地点に持っていかないこと。
③できなかったことも、事実をとにかく羅列する。こちらも良し悪しの判断はそのあと!:事実と、原因を羅列する。例)単語を毎日50個やるようにきめていたが、やる日があったり、なかったりした ⇒ なぜできなかったのか:電車では眠くなった ⇒勉強開始前10分は、他の勉強がきになった時に削りがちになった。
※決して、『今年は根性でやります!』という解決策につながらない解決策を立てないこと。
④できれば担任、講師、先生、誰か客観的に見てもらう。
以上4点です。
作成例 科目別
作成例 全体分析シート
まとめ
以上、不安になった時の解消法、『失敗と向き合う方法』についてまとめてきました。
鈴ペンもそうでしたが、不安になると前に進めなくなり、そしてすべてが嫌になりモチベーションが下がってしまいます。
それが、受験失敗の最も大きな要因になります。
しかしながら、不安は次のステップへ進むチャンスでもあります。生かすも殺すも自分次第。
ここで自分と向き合うことができれば、自分だけの合格への地図を作ることができます。
逆に不安に負けてしまっては、現役時の自分に逆戻りになってしまいます。
自分と向き合うことはとても勇気のいることです。
しかし、過去は変えられませんが、未来は変えられます。
どういう自分になりたいですか?
後悔しないように、できることをやってみましょう!