センター試験も終わり、次はいよいよ二次試験です。
センター試験うまく行った人も行かなかった人も、まずすべきは、
自分のセンター試験の持ち点で、二次試験を一体何点とれば合格点に達するか
を確認することです。センター試験からの切り替えの意味でも、
実際に何点取らなければいけないのか、目標を具体的に立てることは非常に重要です。
そこで今回は、具体例を出して、二次試験の合格得点を計算します。
センター・リサーチで判定がA判定でも、二次試験で落ちる人はいます。逆に、センター・リサーチでE判定からも逆転で合格する人もいます。どちらも、気を抜かず、最後までやるべきことをやりきりましょう!
①まずはセンター試験自己採点を用意する
二次試験の目標得点を出す方法は下記の通りです。
まずはセンター試験の自己採点を、志望大学の傾斜配点で計算し直しましょう。
自分で計算してもいいのですが、インターネット選太君(駿台)や、バンザイシステム(河合塾)で自己採点の合格判定を調べる際に傾斜配点に直された得点がでてきます。
今回は、一応、自分で計算してみました。
志望大学:横浜国立大学 理工学部 化学・生命系化学EP、化学応用EP〉(前期)
※2015年度のデータです。
●センター試験配点
●センター試験自己採点結果
●傾斜配点計算後 ※英語を×0.8
以上、センター試験の持ち点、704点を計算できました。
②パスナビで前年度合格者得点を調べる
ページに飛んで、志望校を検索します。なお、パスナビは3カ年過去のデータが検索できます。
実際に調べてみた結果、
『パスナビ 入試結果 2015年度国公立大学合格最低点 http://passnavi.evidus.com/exam_data_public/low/2015/0340 より引用』
このようにでてきます(2015年度のデータです)。見にくいですが、一番下、
化学EP、化学応用EPは、
●合格者最低点:1391.8
●合格者平均点:1495.23
となります。
③合格者平均点から、自分のセンター試験の持ち点を引く
さいごに、合格者平均点から、傾斜配点に計算し直したセンター試験の持ち点を引きます。
1495.23 – 704 = 791.23点
となります。
二次試験の配点が1200点なので、
65.9% の得点率となります。
この出した結果をもとに、各科目で目標得点を決め、
過去問演習の目標値としましょう。
ちなみにこの得点をインターネット選太君(駿台)で調べてみた結果、
B判定に近いC判定でした。
※インターネット選太君の使い方は、センター試験 失敗した人が逆転するために『今』やるべきことに書きました。
まとめ
以上、二次試験にむけて、合格得点の調べ方についてまとめました。
残り限られた時間の中で確実に合格点に達するためにも、具体的な目標値の設定をし、二次対策を進めましょう。
また、センター試験 失敗した人が逆転するために『今』やるべきことの記事でも触れましたが、始めから志望校の過去問で目標点に達する人はあまり多くはいません。過去問を解きおえたらしっかり復習をすること、また、私大などの併願高対策も、第一志望合格に向けてのとてもよい演習になります。※例えば鈴ペンの生徒で東工大志望の生徒には、マーチの数学の過去問演習(毎日)→8割安定してとれるようになったら北大、東北大→早慶→東工大(11月頃から2月まで)など。
第一志望合格に向けて、残り時間、やれることを全てやりつくしましょう!
早速やってみよう! → パスナビ